マジックの世界なので別物と言ってしまえばそれまでなんだけど、モデルにしたであろうインド神話に登場する鬼はラークシャサ。

長音の位置が違う。

デーヴァナーガリー文字だと राक्षस
ローマナイズすると      rākṣasa

なのでカタカナにするならラークシャサのほうが近い。

グーグルで検索してみると「ラークシャサ」は5000件くらい「ラクシャーサ」は32000件くらい引っかかる。
なぜここまで誤記が広まったのか。
おそらく水木しげる御大が「ラクシャーサ」という表記で紹介したのが始まりではないかと思う。
そこに引きづられてか女神転生などでも「ラクシャーサ」と表記。
一般的に使われている表記を無批判に採用したものか。

まぁ、そんなこと言うと切がないし、私の知らない言語の外来語で間違って使ってるものも多くあると思うけど知ってる言語だとちょっと気になるというお話。

ただし「マハートマー・ガーンディー」を「マハトマ・ガンジー」と書くのと、ヨーガ雑誌yoginiのカタカナ表記が「ヨギーニ」(原語に近いのは「ヨーギニー」)なのは許さないよ!

コメント

deatho
2014年9月4日23:45

あんまり引き伸ばす印象が無いのでラクササって表記がしっくりする

いたにょ
2014年9月5日17:20

ṣaは巻舌のサなのでシャっぽく聞こえる。
あと、既に尼崎に住んでるのでまた飲みに行こう。夜はお葬式とか入らなきゃだいたい大丈夫。

deatho
2014年9月6日23:20

ほほう
来週辺りで調整してみるからまた電話する

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